2022年9月8日木曜日

業務上の立場を利用したパワハラ①

 



【ご注意*】
※本ページ内にてパワハラにあたると判断された代表的な言葉を抜粋しております。
ひどく耳障りな言葉で気分を害してしまう恐れがございます。
もし読み進めている途中で、気分を害してしまいそうになりましたら、速やかに本ページを閉じて頂きますようお願い申し上げます。


目次

業務上の立場を利用したパワハラ

  • 業務を常時監視する
  • 業務上必要な知識や情報を与えない
  • 業務上必要なサポートを与えない
  • 立たされて数時間に及ぶ叱責を受ける
  • 本人の希望を無視しこれまでの勤務経験とはかけ離れた配置転換をさせられる
  • 業務を過小評価する
  • 明らかに少なすぎる仕事を割り当てる
  • 不当に権限を奪ったり降格させる
  • 仕事上のミスで発生した金銭的負担を求めると脅してくる

業務上の立場を利用したパワハラ


管理者の皆さん、こんな経験はありませんか
管理する側として部下の仕事内容や仕事ぶりばかり気になってしまう。
そんな時つい、立場を利用して嫌がらせを行ってしまう事はありませんか。
ちっとした嫌がらせが、部下やメンバーにとっては非常に大きな負担になります。
評価や仕事を割り振る立場である事を利用して、部下やメンバーに不当な仕事を割り当てる事はパワハラに当たります。

業務を常時監視する


「部下やメンバーの仕事を常に監視するのが上司の役目。この様に勘違いしている上司は実際に多いようです。もちろん、ある程度のマネジメントは必要だと思います。ですが、度を過ぎてしまうと、それはストーキングに近い行為になってしまうかもしれません。
業務の一環という名目で、プライベートまで立ち入ると、より明らかなパワハラ、セクハラに該当する恐れがありますので注意しましょう。

例)マネジメントの一環で、リモート勤務のメンバーは常にカメラ、マイクの起動を強要

この様なケースは、最近非常に多く お問合せを頂きます
みなさん、いかがですか?


業務上必要なサポートを与えない


多くの仕事は複数人の人たちが協力して行うケースがあると思います。必要なサポート体制が構築できていないのなら、上司としてはいかがなものでしょうか。例えば、明らかに一人で対応できない程の仕事量を抱えているのにサポートしなければ、毎日深夜まで残業してしまうかもしれません。部下やメンバーの長時間労働や心理的ストレスなど、明らかなパワハラにつながる恐れもあります。負荷の多い部下やメンバーには必要なサポートをしっかりとしてあげましょう。


立たされて数時間に及ぶ叱責を受ける


未だにこの様なケースも非常に多い様です。
ワンマン上司や体育会系の職場でよくあると言われているパワハラが、長時間の叱責です。
上司という権限、ポジションを利用して、自分のデスク前に部下を立たせて長時間叱るなどは、まず肉体的に苦痛を与えるだけでなく、精神的にも苦痛を与えています。
晒し者になった部下や、メンバーは周囲の視線や好奇の目などに耐えているのです。
仮に注意や指導するにしても社会人として適切な状況で行うことが必要です。


上司のみなさんへ

その指導は本当に適切ですか?
音声録音ならびに録画をされ、経営層に回っても正当に説明できますか?
部下やメンバーの方々に、上司の思いが届いていますか?

責任感から ついつい部下やメンバーに強く当たっていませんか?
ご自身の気持ちを浄化するために叱責をしていませんか?
必要以上の叱責は、全く必要ありません。

本人の希望を無視し、これまでの勤務経験とはかけ離れた配置転換をさせられる


労働契約を結んでいれば、業務命令に従う義務が生じる事は確かです。
しかし一方で、労働契約や就業規則の内容と違っている場合や、大きな不利益を被る場合には、従わなくてもよいルールにもなっている場合があります。
特に住居の移動を伴う転勤や配置転換に関しても、基本的に上司と部下(メンバー)の双方が納得してから決めるもの、と考えておきましょう。


業務を過小評価する


「こんな仕事はできて当たりまえ」
「私があなたの年齢だった頃は・・・」など、
上司はつい部下やメンバーの業務を過小に評価してしまうケースが多い様です。
しかい、本来の評価よりも過小に評価されているとなれば、パワハラとみなされてしまいかねません。部下やメンバーの業務を正当に評価できる事、これが前提になって、上司の権限が与えられている事を忘れてはいけません。

ついつい気持ちが入ってしまい、正しい業務評価ができない上司も一定数いる様です。

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業務上の立場を利用したパワハラ①

  【ご注意*】 ※本ページ内にてパワハラにあたると判断された代表的な言葉を抜粋しております。 ひどく耳障りな言葉で気分を害してしまう恐れがございます。 もし読み進めている途中で、気分を害してしまいそうになりましたら、速やかに本ページを閉じて頂きますようお願い申し上げます。 目次...